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症例登録に関するQA

Q1
入力項目や疾患内容についての特徴を教えてください。
A1
JIPADは全施設参加型のデータベースではなく、入力可能な施設に参加していただくというスタンスです。入力項目についてはHPで公開している年次レポートや、データ辞書をご参照下さい。
疾患内容についてですがこれはすべてANZICSの疾患群分類(APACHE III準拠)を採用しており、これにより国際的な比較を可能としております。
Q2
症例の登録項目のなかで、血液ガスやAPACHE IIスコア、APACHE IIIスコア、SOFAスコアは、連日入力するものでしょうか。それとも、入室期間中のなかで、最高と最低値を記載するものでしょうか。
A2
入室後24時間以内のデータ(最悪値)となっております。
Q3
当院では、フィリップス社製のACSYSを部門システムとして利用しています。この電子カルテシステムから自動収集は可能でしょうか。可能であれば、どの項目について自動収集が可能かをお教えください。
A3
フィリップス社のPIMSおよびACSYSからの自動収集は原則的に可能ですが、施設によってバージョンや機能が導入時期によりかなり違うようです。そのため各施設でメーカーにご相談下さい。基本的には全体の80-90%程度が自動収集されますがこの仕組みはCSV形式の流し込みとは違います。詳細はフィリップス社との相談となります。ファイルメーカープロのシステムを部門システム側(電子カルテネットワーク内)にも設置してODBC連携によるデータ取得となります。その他のメーカーの重症系システムにおいてはデータの出力はCSV形式での対応となります。いずれも導入開始時から完全な自動収集は困難だと思われますので先述の通り各施設でメーカーにご相談ください。
Q4
JIPADで集める項目以外にICU入室中の経過や合併症などを書き入れることで各施設での台帳としても活用できるのではないでしょうか?
A4
複数の施設から同様のご要望をいただいております。JIPAD3.0以降では、ExJIPADというオプションを設けております。こちらでは、ICU入室中の経過、合併症、画像など、各施設で自由に記載できかつ台帳としてご利用いただけますので、ぜひ活用いただきたいと思います。ExJIPADのデータはサーバーに送信はされません。各施設で自由にアレンジして使いやすくできるように今後も引き続き開発をして参ります。
Q5
データ登録の担当者(施設代表者)が変更になりました。何か手続きが必要でしょうか?
A5
はい、必要です。
まずは担当者が変更になったことをJIPAD事務局まで遅滞なくお知らせください。担当者が変更になった場合には、症例登録を一旦中断となります。
クエリ制度を新たに受けていただき、パスした後に再び症例登録ができる仕組みにしております。これはデータの質を担保するために行っているものですので、どうぞご理解ください。
Q6
クエリ制度とは何ですか?
A6
データ精度維持のために、下記の場合に行っています。
● 新規参加の時
● データ入力担当者(施設代表者)が変更になったとき

内容:
① JIPADワーキングの施設担当者から連絡があり、まず参加施設から10例ずつデータを登録
② JIPADワーキングでデータ内容を確認し、指摘事項や入力ミスなどがあれば返信してお知らせ
③ 参加施設はさらに新たな10例を登録
④ ①~③を繰り返し、登録した10例すべにおいて、入力ミスや指摘事項がなくなった時点でクエリ制度パスとする。
⑤ 以降は自由に症例登録が可能

こちらにも掲載しています。)
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