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代表挨拶

日本集中治療医学会の公式データベースであるJIPAD (日本 ICU 患者データベース、Japanese Intensive care PAtient Database)は、ICU機能評価委員会の下部組織として、2011年の橋本悟先生、内野慈彦先生を中心とするワーキンググループの結成を皮切りに、2014年から症例登録を開始しました。お陰様で、2025年5月の時点でデータ登録施設は160施設になり、累積登録症例数も56万件を超え、毎月1万件を超える症例が登録されています。名実ともに日本最大のICUデータベースに成長できたことを大変嬉しく思い、参加施設の方々に改めて感謝を申し上げます。

この11年間でJIPADワーキンググループは、施設全体の年次レポートと各施設の年次レポートの発行、日本版死亡予測モデル(Japan Risk of Death)の発表、Web上で参加施設が自施設データを他施設と比較ができる動的レポートの公開、参加施設へ研究のためのデータ提供の開始、Big Dataの利活用法セミナーであるDatathon-Japanの開催などをして参りました。そして、2022年にはJIPADの登録が診療報酬の要件に加味されるまでにJIPAD事業は認められて来ております。

しかし、JIPADはまだまだ発展途上であり、目標の参加施設は350以上ある専門医研修施設全てです。JIPADワーキンググループは橋本代表体制を引き継ぎつつ、時代に求められるデータベースとは何かを常に考えJIPAD事業の運営をして参りたいと思っております。

最後になりますが、データベース事業は献身的にデータ入力をしてくださる各施設の皆様との共同作業であります。JIPADワーキンググループは日本集中治療医学会の事務局と連携し、これからも全力で皆様のサポートをさせていただきますので、どうぞご協力の程をよろしくお願いいたします。

令和7年5月10日
JIPAD ワーキンググループ 代表
橋場英二

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