代表挨拶 | JIPAD事業のご紹介 | JIPAD | 日本ICU患者データベース | 日本集中治療医学会の診療レジストリ

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代表挨拶

JIPAD(JIPAD | 日本ICU患者データベース | 日本集中治療医学会の診療レジストリ、Japanese Intensive care PAtient Database)事業は、集中治療室に入室した患者の重症度等の医療情報を収集し、各施設間での比較を行うことによって、医療の質の向上および集中治療医学の発展をめざすことを目的に2014年に開始されました。本事業は、当初日本集中治療医学会ICU機能評価委員会が中心となって活動し、2015年度は9施設、2016年度は20施設から完全なデータが集まり年次レポートも発行できております。活動の中心となっているICU機能評価委員会の下部組織である、JIPAD事業ワーキンググループは活気ある若手医師によって構成されています。一同皆我が国における集中治療の質を高めていこうという気概にあふれております。

JIPADを整備することは集中治療の質を高めるばかりではなく、限られた医療資源の適正配付にもつながることが、欧米諸国の同様のデータベース事業でも明らかになっております。集中治療室を整備されている病院におかれましてはぜひとも本事業に御参画いただきますよう心よりお願い申し上げます。私どもワーキンググループも全力で皆様のシステム構築のお手伝いをさせていただきます。JIPADを用いた臨床研究や、電子カルテ等との接続についてのご相談、JIPAD本体についてのご意見も、お寄せ下されば幸いです。

JIPADの発展には、医療関係者だけではなく患者・市民の皆様の理解と協力が不可欠です。JIPADは、患者様のプライバシーを適切に保護しながら、データの集積を通じて、医学の進歩や、各施設における医療の質の担保、日本の医療システムの向上に寄与していきます。ご不明の点などありましたら、参加施設の医師にご質問いただくか、本学会にお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

今後もワーキンググループ一同、他の先進諸国にひけを取らぬよう一層努力する所存ですので、どうかよろしくお願い申し上げます。

日本集中治療医学会
JIPADワーキンググループ委員長
橋本悟

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