JIPADの歩み
年月 | イベント |
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1999年1月 | 第14回全国国立大学病院集中治療部協議会(広島)で協議 |
2011年7月 | データベース作成準備ワーキンググループ発足 |
2011年11月 | ICU 機能評価委員会で事業計画 |
2012年7月 | ANZICS-CORE と合意、情報提供受ける |
2013年1月 | パイロットスタディ開始(5 施設) |
2013年3月 | 集中治療医学会学術集会にて結果発表、参加の呼びかけ |
2013年12月 | データ辞書完成、ホームページ公開 JIPAD1.0開発 |
2014年1月 | システム(コアプログラム)完成 |
2015年3月 | 学術集会にて正式に参加の呼びかけ、サイトビジット開始 |
2015年10月 | ANZICS-CORE を訪問 |
2016年4月 | ICNARC(イギリスの ICU データベース)を訪問 |
2016年11月 | JIPAD2.0 の開発終了、配布開始 |
2017年1月 | 2015年度年次レポート発表(9施設) |
2017年6月 | JIPAD ワーキンググループ設立 |
2017年8月 | 厚生労働省データベース整備事業費獲得 |
2018年2月 | 2016年度年次レポート発表(20施設) |
2018年2月 | 第1回Datathon-Japan開催 ANZICS APDとの比較検討 |
2018年3月 | 整備事業費によるサーバーの更新とセキュリティ強化完成 |
2018年4月 | JIPAD3.0の開発および配布開始 |
2019年2月 | 2017年度年次レポート発表(32施設)施設別ログイン可能に |
2019年3月 | 第2回Datathon-Japan開催 ANZICS APDとの比較検討 |
2019年5月 | 登録症例数10万例突破 |
2019年10月 | JIPAD紹介論文がJ Crit Care掲載 (Irie H et al) |
2020年2月 | 参加施設に対するデータ提供の開始 |
2020年4月 | JIPAD 3.3をリリース |
2020年5月 | 2018年度年次レポート発表(46施設) |
2020年10月 | JROD 開発・検証完了 |
2020年11月 | WebサイトにEnglishページを公開 |
2021年2月 | 2019年度年次レポート発表(57施設) |
2021年4月 | Webサイトにインタラクティブレポートを公開 |
2021年4月 | 登録症例数20万例突破 |
2021年10月 | 厚労省データベース整備事業2回目の交付 DPCデータ結合 PICS研究追加 |
2022年1月 | 2020年度年次レポート発表(70施設) |
2022年1月 | JRODの文献が日本集中治療医学会のJournal of Intensive Care賞を受賞 |
2022年4月 | 特定集中治療管理料加算日数の延長要件としてJIPAD参加が加わる |
2022年10月 | 参加施設の定義発表 参加施設・準じる施設を公開 |
2022年12月 | 登録症例数30万例突破 |
2023年3月 | 2021年度年次レポート発表(82施設) |
2023年4月 | 参加施設・準じる施設からの年会費徴収開始 |
2023年10月 | 登録症例数40万例突破 |
2024年3月 | 2022年度年次レポート発表(95施設) |
- ANZICS-CORE について
ANZICS-CORE(Australian and New Zealand Intensive Care Society, Centre for Outcome and Resource Evaluation)は、4 つのレジストリから構成されている。
- Adult Patient Database (APD):成人データベース
- ANZICS Paediatric Intensive Care Registry (ANZPICR) :小児のデータベース
- Critical Care Resources (CCR) Registry:ICU リソースについてのデータベース
- Central Line Associated Bloodstream Infection (CLABSI) Registry:カテーテル関連血流感染についてのデータベース
JIPAD は ANZICS-CORE と提携し、APD・ANZPICR と原則的に共通とした主病名コードを使用している。当然ながら両国の間には医療の質などに差があるために 100%同一のものとは言えないが、このことによって世界標準の重症系データベースとして通用するものといえる。
ANZICS-CORE は英国 ICNARC や香港、シンガポールなどの諸国とも国際的な提携を行っており、今後の展開が期待される。ANZICS-CORE の詳細についてはホームページを参照されたい。
http://www.anzics.com.au/